2005年02月27日

見逃した人用:あびる優事件

いや別にどうでもいいんだけどね、この事件自体は。
ネット上ではそりゃもう大騒ぎみたいですが。
ただ、関心ないとは言え、これだけ騒がれると気になるじゃないですか(笑)
少なくとも、その「問題」の映像ぐらいは観たいな、と。
ということでこのリンクを貼りたいだけなんだけどね。Windows Media形式でファイル落とせます。
ここを見にくるような「洋楽」の世界の人達は日本の芸能界には疎いんじゃないかという勝手な決めつけのもと、「おー、ちょうどみたかったんだよ」という人がいることを期待。

Abiru.jpg
あびる優の窃盗事件

なるほど、実際に見ると呆気にとられます。話のタネぐらいにはなるね。
posted by しんかい at 00:18| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(5) | 思う事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月20日

年間投票 その3

いやー忙しい。やっぱ平日は更新がまったく手につかないね。会社からアクセスできれば、夜中の残業中とかに10分間時間つくって、ちょこちょこした書き込みはできるんだろうけど、近頃の情報産業は何かと厳しくて、会社のネットワークからはこういうお遊び系サイトにはアクセスできないんだよね。

さて。年間投票NON-TOP40の続き。

5.Mr. Brightside / Killers
KillersHotFuss.jpg
アメリカでも今年になってからトップ40入っちゃったんで次回の年間投票でも入れることになりそうだけど。実は投票集計結果では同じキラーズの「Somebody Told Me」がけっこう上位に入ってたんだけど、私はあれは全然いいと思わなくて。80年代っぽいと言われるバンドはたくさんある。確かに、部分的に色んな80年代バンドの影響は色々感じさせる。キラーズも80年代風バンドのひとつなんだが、じゃあこんな曲やってたバンドが80年代にいたか?具体的に名前挙げてみ?と思っていた。しかし自分でよく考えてみたら楽曲的にはキュアーとかがやってそうな気がしてきた。「Just Like Heaven」とか「High」とかの一環で。あ、だから俺この曲好きなのかも。ものすごく自己完結だが。

4.Stand Up Tall / Dizzee Rascal
DizzeeRascal2nd.jpg
ディジー・ラスカルはラップという文脈で聴いてしまうとあまりにも異質なので、ガラージの流れで、あくまでも「クラブ・シーン」のひとつとして捉えるべきだろう。あのすっとんきょうな声も慣れないとふざけてるようにしか聴こえないと思うが、高速のエレクトリック・ビートに載せてひっくり返ったような声でコロコロとライムを乗っけていくこの曲は凄い!自分も知ってる英語という言語のはずなのに、ほとんど何言ってるのかわからないのも凄い。

3.I Believe In You / Kylie Minogue
UltimateKylieCD.jpg
真面目に聴き込んでしまうとけっこうショボい曲だったりもするのだが、「Red Blooded Woman」「Chocolate」と比較的地味ながら質の高いシングルヒットを連発したカイリーの曲をどれか入れておきたかったので、やっぱり代表曲となるとこれかな、と。2004年を代表するバンド、シザー・シスターズと絡んでるという意味でも(シンガーのジェイク・シアーズとキーボードのベイビーダディが作曲+プロデュース)。
ここ数年の「復活」後のカイリーは一流スタッフ製作による完成されたサウンドで、いつでも必ずイケてる音を出してる必要があった。その緊張感をふっと抜いて、ともすると80年代的B級感さえも漂うこの曲を取り上げたのは、ベスト盤向けの新曲だからこそできたことなのかもしれない。「I, I, I believe in you...」というサビの旋律が絶品。2分を過ぎたところ、及び終盤で「I believe in you, I believe in, I believe in you, I believe in...」と一単語ずつ区切るように歌う部分で「カイリーらしさ」を表現した遊び心もいい。

2.Week In Week Out / Ordinary Boys
OrdinaryBoys.jpg
これはもう理屈を越えている。イントロのギターのかっこ良さ!歌が始まる直前にちょっとだけトーンダウンして仕切り直すギターがまたかっこいい!ジャムだスミスだと色々言われた割にはあまり評価の続いていないバンドだが、私はとてもイギリスらしさを感じさせてくれる大好きなバンドだ。音楽的にうんぬんと言うより、その音の「鋭さ」が怒りまくっていた頃のポール・ウエラーや、レイ・デイヴィスや、モリッシー&マーと同じなのだ。怒りを表現しつつも、どうせならそれをカッコ良く見える形にする。それが「ロック的なカッコ良さ」ではなかったか。わざとそのカッコ良さをぶち壊して見せるのも最初はインパクトがあったが、今やそんなのは見てて惨めなだけ。やっぱロックはカッコ良くなきゃ。ルックスがほんとにOrdinary Boysなのが惜しい。これでルックスも良かったらもっと大ブレイクしてたんじゃないか。

1.Love Machine / Girls Aloud
GIrlsAloud2nd.jpg
と、この流れで来て、1位がガールズ・アラウドってのもアレですが、とにかく名曲なので。
UKアイドルポップスを聴かない人には全然ぴんと来ないかもしれないが、このところUKアイドル勢による60年代テイストの曲に名曲が多い。少し前だとエマ(元スパガ)が「Maybe」という名曲をヒットさせた。オーディション番組出身のガールズ・アラウドもデビュー当時からロカビリーっぽさを取り入れたり、60年代風の音を意識していた。04年に登場したマクフライという子供バンドもロカビリー/ヒルビリー路線かと思ったら、シングルを重ねるに従いビーチボーイズ風だったりポール・マッカートニー風だったりして、まったく侮れない。
そしてこの曲。ヒルビリー風の大胆なアレンジもいいが、どんどん展開していく曲構成が見事。これはスパイス・ガールズの「Wannabe」の再来と言ってもいいぐらいの完成度だ。イギリス以外でどうしても人気が出ないようだが、それは単にまじめにプロモしてないだけのことだと思うので、アメリカ進出は難しいとしても日本では何とかしようよ。「The Show」もよくできた曲だし、ポインター・シスターズの「Jump」のカバーも悪くない。

というわけで、次回からはアルバムを。
posted by しんかい at 14:47| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(8) | 2004年ベスト作品選考シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月14日

年間投票 その2

少し間が開いてしまったけど、年間ベスト選考の続き。
今回はNON-TOP40シングル部門。

10.Drop The Pressure / Mylo
実はこれ、投票が終わってからアルバム聴いたんだけど、イイ!投票前に聴いてれば確実に入れたのに、惜しいなあ。なかなか置いてなかったんだもん。とりあえずこの曲に関して言えば、「グルーヴィでカッコいいダフト・パンク」だ。
私にとってテクノ系のグループは、「グルーヴ感」でその評価が決まる。だから、肉感的なグルーヴ感がなく、いかにもオタクが「頭」で作りました、という感じのケミカル・ブラザーズなんかはかなり嫌いで、その対極として、頭よりとにかく先に体で感じる初期プロディジーなんかは大好きだったりする。
モービーは一時期評価していたが、それはアップの曲ではなく、スローな作品を一種のプログレとして楽しんでいただけだし、ダフト・パンクやファットボーイ・スリムなんかはもっぱらビデオクリップしか面白いと思わない。
そんな私も納得したのがこの曲。テイストは非常にダフト・パンクに似ている。しかし決定的に違うのは、肉感的なグルーヴだ。聴いていて実に気持ちいい。

9.Thunderbirds / Busted
いい加減飽きてるんだが、一時期やたら好きだったので。「Who's David」とか他の曲も好きなんだけどね。密かにハズレ曲がないのでお気に入りのグループだったんだけど、解散は残念。
どちらかというとこれは「聴く」より「歌う」機会の多い曲だったような気も。CD持ってないし。

8.Last Train Home / Lostprophets
この曲以外は全然好きなバンドではないんだが、やっぱりこのサビは何とも抗し難く気持ちいい。初めて聴いた時は実際のサビの前の部分をサビだと思い込んでいたので、あの一瞬の間を置いて「And we sing〜」と始まる本当のサビには一発でやられた。これだけルックスがいいのに何で日本でもっと人気出ないんだろう。単に真面目に売ってないだけか?

7.Call Off The Search / Katie Melua
これは、ちょうど1年ほど前、ロンドン出張に行ったときに買ってきた。ほとんど観光する時間もない強行スケジュールだったけど、朝10時の開店とほぼ同時にVirgin Megastoreに駆け込んで買ってきたわけですよ。ああ、ちょうどBrit Awardsの翌日だったなあ。
アルバムが1位になってたんだけど全然情報が入ってこないし、ヒット曲らしいヒット曲も出ないし、こいつは何者なんだろうとずっと気になってて、ようやく手にしたら自分好みの音だったのでめでたしめでたし。
ジャズとフォークの中間というか。その中でもほわ〜んとドリーミーな、お伽噺の世界みたいなこの曲は彼女のロリ声も堪能できて絶品。

6.Irish Son / Brian McFadden
これはある意味掘り出し物。ブライアン君は、あの元ウエストライフの彼です。
まあ、ウエストライフなんてのは、我々の年代の男性から見れば「ウザい」存在でしかないわけで。「My Love」とか名曲もあるけどね。
で、当然、ブライアンが脱退してソロになるなんて言われても何の興味も示していなかった。全英No.1のデビューシングルもダルいバラードだったし。しかし。2曲目のヒットであるこの曲で、ハッとした。何だ。こいつ、こんなことがやりたかったのか。だからウエライ脱退したのか。ちょっと、目から鱗だった。
彼が育ったダブリンへの愛情に溢れた曲。そして、宗教というデリケートなテーマを全編で扱う非常に意欲的な曲だ。何よりも、この爽やかで屈託のない曲調。いわゆる「ロック」な人々なんかよりよっぽどいい味出してるじゃん。
と、すっかり彼を見直した曲。アルバムも全体的にこの感じを期待しても外さない。

5位以上はまた改めて。
posted by しんかい at 02:08| 東京 ☀| Comment(7) | TrackBack(8) | 2004年ベスト作品選考シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月12日

「大仏破壊〜バーミアン遺跡はなぜ破壊されたのか〜」高木徹著

DaibutsuHakai.jpg

良書である。
以前アフガニスタン関連本をここで紹介したが、その後もアフガン関連のいい本を探していたら、これが見つかった。NHKのドキュメンタリーを製作している人で、この本もその番組の取材に基づく内容。とても理路整然としていて、情報がすっきり整理されている。
そして、恥ずかしながら、自分の無知を徹底的に思い知らされた。今まであちこちで読み、聞きかじって、それを鵜呑みにしていた自分を、猛省させられた。
例えば、タリバンとアルカイダの関係。タリバンとは、混迷のアフガニスタンを統一し、厳しく統制しながらもひとまずは内戦を集結させ、安定した生活を取り戻した組織だ。アルカイダとは、お馴染みオサマ・ビン・ラディンが率いるアラブ人のテロ組織で、もともとはアフガニスタンのものではない。色々事件を起こして居場所がなく、また、ソ連のアフガニスタン侵攻の際には兵士として戦ったという経歴から、ビンラディンはアフガニスタンに身を寄せた。そのとき、アフガニスタンはタリバンにより統治されており、その最高指導者であるムハンマド・オマルは、ビンラディンを「まあ、問題起こさないでおとなしくしてりゃ居させてやってもいいぞ」程度に、軽くあしらっていた。
しかしやがてビンラディンはその資金力と政治力とカリスマによってどんどん力をつけ、タリバン政権中枢に入り込み、タリバンをすっかり変質させてしまった。
またタリバン政権が設立した「勧善懲悪省」という組織が暴走を始める。イスラムの掟に従わない者を罰するという、我々からは想像のつかない任務を背負った彼らは次第に権力を手にし、政府の中枢にいる役人たちでさえ、勧善懲悪省の管理下に置かれ始める。
タリバン自体は、「世界」に顔を向け、開放する方向に向かおうとしていた。しかし勧善懲悪省が「世界」、すなわちキリスト教が支配する世界との交流を拒み、国民に徹底した節制を強いた。

バーミヤンの大仏破壊は、「偶像崇拝」を禁ずるイスラムの教えがその発端である。もともと仏教徒たちが築いた像だが、今はこの地域には仏教徒は住んでおらず、アフガン全土がイスラム圏である。従って仏像には実質的に「偶像」としての機能はない。そもそもこれまで千年もの間、歴代のイスラムの指導者たちはこの「偶像」の破壊など試みることはなかった。
地元の人々をはじめ、古くからタリバンに関わっている人々も、一般のアフガニスタン国民も、破壊には反対していた。では誰がそれを進めたのか。勧善懲悪省と、オサマ・ビン・ラディンだった。
ビンラディンに進言され、もはや洗脳された状態になってしまったオマルは大仏破壊指令を出した。しかし固い岩盤に掘られた巨大な仏像は、ちょっと戦車で撃ったり、爆薬を仕掛けたぐらいでは表面的な傷を与えるぐらいしかできなかった。タリバンが遅々として破壊に手間取っていると、そこにアルカイダが、ビンラディンに率いられて登場。5トンにも及ぶ爆薬を調達し、大仏を破壊した。

大小2体のバーミヤンの大仏を破壊。その半年後、ニューヨークのツインタワーを破壊。
単に象徴的な意味ではなく、バーミヤンの大仏破壊は、9.11の序章だった。

こういった内容が、関係者の証言や現地での取材に基づき、整然と述べられる。目から鱗の事実が次々に現れる。これほど夢中になって読み進めた本は久しぶりだ。

大仏を破壊するという情報が世界に伝わると、世界は騒然となった。各国の議員や大使がアフガン入りして説得を試みた。アナン国連事務総長まで登場した。もっとも力が期待されたのが、アラビア半島などイスラム教の「本場」から集められた、高名なイスラム神学者たちの「ドリームチーム」だった。
しかしその誰も、勧善懲悪省とビンラディンが後押しするタリバンを押えることはできなかった。
ビンラディンにはその先に続く野望があったのだろうが、勧善懲悪省の役人たちはこう言った。
「アフガニスタンは何年も内戦と、旱魃と、飢饉に苦しんできた。何十万人、何百万人が命を落としてきた。しかし国際社会は我々を無視し、何の救いも差し伸べられなかった。その連中が、大仏破壊と聞くと、血相を変えて我々を説得しようとする。人が死んでいくのは黙って眺めていたが、「文化遺産」が危険にさらされると黙ってられないと言う。そんな連中の言うことを、我々が聞く義務があるか?」
「偶像」である大仏を破壊することが宗教的に正しいと信じる者が、こんな風に考えてしまったら。

これほど重みのある事実が、世間ではあまり広く知られていないことに、改めて驚愕する。どんなにメディアが発達して、便利な世の中になっても、やっぱり真実は自分の探し出さなくてはいけない。
溢れんばかりの情報の中に浸って、誰かが答えを与えてくれるのだという気分でいると、恣意的な情報にミスリードされる。いつの世も、民衆は愚かであり、情報を制するものが、世界を制する。
posted by しんかい at 01:03| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(3) | 本ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月06日

Straight Outta Compton by Nina Gordon

まだまだN.W.A.が怪しげなチンピラで、本当におっかない存在だった頃。その名を轟かせたのは、警官を「Damn motherfucker with a gun」と煽り、勢いに任せて放送禁止用語を放ちまくる「Fuck Tha Police」、そしてアルバム「Straight Outta Compton」だった。
その「Straight Outta Compton」をカバーしたらしい。ニナ・ゴードンが。

Nina.jpg

ニナ・ゴードン。元ヴェルーカ・ソルトで、バンド解散後は超ラヴリーなソロアルバム「Tonight And The Rest Of My Life」を出したあの人である。このアルバムが出た頃プロモ来日したので新宿タワレコに会いに行って握手して「ぼくのウェブサイトであなたのアルバムを大絶賛してます」とか伝えてきた(だってほんとに褒めてたし)。まあそんなことはいいんだが、基本的に切なげな声がかわいい人なので、ラップとかやる感じではないし、ましてやmotherfuckerとか言うタイプではない。
Googleで「Nina Gordon Compton」と入れてみた。トップでヒットしたのはニナ・ゴードンの公式サイト。その中にあっさり音源が見つかった。ライヴでお遊びっぽくレコーディングしたらしいカバー音源がいくつかダウンロードできるようになっていて、スキッド・ロウとかシンデレラとかフィル・コリンズのカバーに並んで、あった。「Straight Outta Compton」。

アイス・キューブのパートをそのまんま言葉を全然変えずにカバー。アコギ一本で、なんとなくそれっぽい可愛らしいメロディをつけて、フォークソングのように歌われる。「Ice Cube is crazy as fuck」とか。これは笑った!いやーやっぱこの人可愛いわ。早く次のアルバム出さんかね。

「Straight Outta Compton」のダウンロードはここで:ninagordon.com

聴く時は、必ず、まずN.W.A.のオリジナルを聴いた上で。オリジナルを知らずにニナのバージョンだけ聴いてもその面白みは伝わらない。
posted by しんかい at 14:32| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 洋楽ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チェ・ゲバラ 革命を生きる

映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」のヒットのおかげで、最近チェ・ゲバラに関する本が充実している。
チェの本に特徴的なのは、写真や図版をやたら豊富に使った本が多いことだ。これは、チェ本人の性格にもよるものだ。チェは、とにかく記録魔だったらしい。だから、今みたいに何も考えずに気軽にデジカメで撮りまくれるような時代ではなかったにも関わらず、彼は要所要所で写真を撮りまくった。更に、それを受け取った奥さんや、遺された子息たちが、それをきちんと整理し、保存した。だから、写真とか関連資料がやたら豊富なんだそうだ。

KakumeiWoIkiru.jpg

以前もここで写真満載のチェ・ゲバラ本を紹介したが、今回紹介するのはそれよりも更にお手軽な、まさに入門版として最適なもの。写真満載のビジュアルな作りながら、物語風にきちんとチェの人生がわかる作り。文章の量は多くないので短時間で一気に読めるだろうし、「モーターサイクル・ダイアリーズ」のように彼の人生の一部分だけにスポットを当てたものではなく、幼少時代から亡くなるまでを全部網羅している。流石にこの文量だと読み物として面白く盛り上げるには無理があるので、ドラマチックな人生の割にはちょっと淡々としてるようにも感じられるが、まずは基本を押える、という目的ならこれはかなりいい本だ。なぜ、彼はこんなに「偉大な人」扱いされるのか。チェ・ゲバラTシャツを手に入れる前に、最低限このぐらいは読んでおこう。
posted by しんかい at 03:49| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(1117) | 本ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年年間投票その1

meantimeの年間投票を終えた。2004年の音楽からシングル、アルバムそれぞれベスト作品を選出するこの企画。アルバムについては、既にここでレビューしたものを多く選んでいるので、たまにはここでシングルの話を。
meantimeではシングルの投票を、全米チャート(Billboard HOT100)で40位以内に入った曲を対象とする「TOP40部門」と、それ以外のすべての曲を対象にする「NON-TOP40部門」に分けている。私は基本的に全米チャートが基本の人間だったので毎年、当然のように「TOP40部門」を選ぶのに気合いを入れていたわけだが、今年ほど「TOP40部門」を適当にすませてしまった年はなかった。NON-TOP40部門に比べて、「好き」な曲がなんと少ないことか。

TOP40部門
10. Welcome Back / Mase
9. So Sexy / Twista feat. R.Kelly
8. Slow Jamz / Twista feat.Kanye West & Jamie Foxx
7. Let's Go / Trick Daddy feat.Lil Jon & Twista
6. Happy People / R.Kelly
5. Salt Shaker / Ying Yang Twins feat.Lil Jon & The East Side Boyz

こんなに偏った選び方をするのは、私には珍しい。ここまででトゥイスタが3回も登場!リル・ジョン、R.ケリーも2回。要は、好きな曲が少ないので、好きなアーティストで選ぶしかないのだ。ま、このあたりに並べたのは、そうは言っても好きな曲だけどね。9位はアルバムバージョンではなくリミックスであることが前提。

4. Are You Gonna Be My Girl / Jet
3. If I Ain't Got You / Alicia Keys
2. Oye Mi Canto / N.O.R.E. feat.Daddy Yankee, Nina Sky, Gem Star & Big Mato
1. My Place / Nelly feat.Jaheim

この4曲は、5位以下に比べるとレベルが違う。選ぶタイミングによってはこの4曲のうちどれを1位にしてもおかしくなかった。順当に考えればアリキーがいちばん「いい曲」なのだが、自分らしい特徴を出した投票をしようと思えばノリエガだし、じゃあネリーは他より劣ってるのかというとそういう気もしないし、ロックな気分の時なら間違いなくジェットだし。というわけで同率1位みたいなもんか。

この中で普通の人はあまり上位に選ばないのはノリエガだろう。しかしこのテキトーなノリの気持ち良さは何にも代え難い。もともとノリエガって全然巧いラッパーだと思わないのだが、見たくもないのに来日公演を見てしまって以来(話せば長いが、キャッシュ・マネー軍団を見にいったら彼がいた。キャッシュマネー軍団はドタキャンした)、何となく贔屓している存在ではある。
別にラテンには何の縁もないはずだが、今回いきなりラテン風味の、スペイン語を交えた曲をヒットさせてしまう、この適当さ。ノリエガのチンピラ風キャラがこの適当な雰囲気に絶妙にマッチする。一発屋として消えるはずだったニーナ・スカイを意味なくフィーチャーしたり、ダディ・ヤンキーという逸材を発掘したり、何かと興味深い曲だ。ダディ・ヤンキーは自分名義で「Gasolina」という曲をヒットさせていて、これまたシビレる。「ダ!ディ!ヤン!キー!!」と盛り上がるハイパーなイントロがやたらかっこいい。
しかしノリエガはいつこの曲の入ったアルバム出すんだ。すっかりタイミング逸してるぞ。というわけでここではダディ・ヤンキーのアルバムのリンクを載せてしまおう。あと、まあ、お馴染みではあるが、1位に選んだので、ネリーも。

DaddyYankee.jpg Suit.jpg

NON-TOP40部門についてはまた機会を改めて。
posted by しんかい at 03:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 2004年ベスト作品選考シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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