2004年08月31日

MBKのケータイ売り場

MBK CellPhone

バンコクにMBKという巨大なモールがある。モールと言っても明らかに他のモールとは毛色が違う。原宿と秋葉原と上野のアメ横が一緒になったようなものだろうか。各フロアが専門店街になっていて、ひたすら同じような店が並ぶ。巨大なフロアのはじからはじまで、同じような店で埋め尽くされる。例えばケータイのフロアには、3メートル四方ぐらいの小さいケータイショップがずらーっと無限に並ぶ。もちろんそれだけじゃなく、怪しげなゲームソフトを売る店とかもはじっこに並んでいるが、基本的に同ジャンルの店ばかりが固まっている。
ここのケータイショップは、単に携帯電話機を売るわけではない。まず、怪しげな改造をしてくれるらしい。ハード的なプロテクトを外したりとか、もちろん日本人向けに、日本のケータイにもばっちり対応してくれるらしい。それから、番号売り。ゾロ目とか連番とか、覚えやすい番号を、売る。写真で、各店が紙を張り出してるけど、ここには売りに出ている番号が書いてある。好きな番号を選んで買える。しかもこれだけよりどりみどりで。恐るべきタイ。
MBKのこの圧倒的なパワーを見ていると、どんどんパワーを失って“オタクの街”と化している秋葉原との対比が痛々しい。
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2004年08月29日

バンコクのスーパーマーケット

Bangkok Supermarket

こないだ載せたピカピカの地下鉄駅に続いて、バンコクの近代的な側面をもうひとつ。いや、近代的というか欧米の影響を受けた、というか。
まあヨーロッパ資本の店なんだから当たり前と言えば当たり前なのだが。バンコクのカルフールの中の一角。こうやって広大な売り場を使って、同じ商品をずらーっと並べるのはアメリカのスーパーマーケットを思わせる。日本の、とくに都内のスーパーではなかなかこういうディスプレイはできない。
バンコクではそれほどでもなかったが、マニラでは“まとめ買い度”が凄まじく、レジの進みが恐ろしく遅いのに参った。手から提げるカゴなんかで買い物してるのは私ぐらいなもんで、みんなカートに商品山盛り。中には一人でカートを2台押してる人もいる。
バンコクに限らずシンガポールなんかも、外食が当たり前の文化があるようなので、スーパーでまとめ買いという習慣は、こうして欧米資本の巨大な店と、マスコミの流す情報と共に流入してきた新しいライフスタイル、新しい文化なのだろう。
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2004年08月27日

ドラゴンフルーツ

Dragon Fruit

ランプータンに続いてもういっこ果物ネタ。これも、知らないと、かなり強烈なインパクトだ。白い果肉の周囲が毒々しいまでに赤いこの果物は、ドラゴンフルーツ。アジアだけでなくアメリカ大陸でも穫れるようで、たしかメキシコ・フェアか何かで、これをプロモーションしてるのを見かけたことがある。
果肉は赤い部分まで含めてキウイに似ている。実の中にタネが散らばっていて、それも一緒に食ってしまうところや、実の食感が同じ。ややあっさり気味の味なので別においしくないという人もいるようだ。
これはバンコクのジャスコ(あの日本のジャスコです)で、賞味期限が近くて半額に値下げされてるものをゲット(笑)。ただでさえ物価の安いところで何も... と思いつつ、ちゃんと見てみれば賞味期限は明日の日付。なんだ余裕じゃん。というかお得じゃん。と、気軽に購入。朝まで待てば朝食バイキングで果物なんて食い放題なんだけどね。あ、でもドラゴンフルーツは置いてなかったかな。
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ランプータン

Ranpootan

すごい食い物だ。赤くてもじゃもじゃしていて、ウニのような形状。しかしこの外側の皮をむくと、ライチのような実が現れる。ランプータンという果物だそうで、タイではメジャーらしい。
しかし知らなきゃ食い物だと思わないよな、これ。人が食ってるのを見よう見まねで食い方がわかったが、とりあえず食い物だとわかったところで、どうやって食うものやら、途方に暮れてしまう。実は何のことはない、単にざくっと指をつっこんで皮をむくだけなんだが。
これはタイのホテルでのディナーバイキングにて。
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2004年08月26日

キウイジュース

Kiwi Juice

見た目は青汁のこの液体は、キウイ・ジュース。マニラのシャングリラ・ホテルの朝食バイキングで。
ここでフレッシュジュースが5種類ぐらい用意されてるんだけど、やっぱり圧倒的人気はマンゴー・ジュースで、時々品切れになっている。たまたまそういう時に代わりにもらってみたのがこのキウイ・ジュース。フレッシュジュースなので味には手を加えず、まあ確かにそのまんまの味だ。
しかし今考えてみるとキウイってフィリピンの果物か?という気もするな。今ちょっとwebで調べたら日本国内でも大量に生産され、むしろ生産過多傾向にあるとか。
http://www1.ttv.ne.jp/〜kiwi/aboutkiwi-1.html
↑入力し直しても勝手に変換されてしまう。「〜」は実際には半角。

その割には日本では見かけないな、キウイ・ジュース。ちょと高級感があってイメージいいのに。
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2004年08月25日

バンコクの地下鉄駅

Bangkok Subway Station

開通したばかりのバンコクの地下鉄、これはHuai Kwang駅。ぴかぴかのガラス張りで、やけにきれい。日本の技術供与で作っただけあって、階段を下っていく光景はやけに見慣れた感じで、特に目新しい感じはしなかった。
7月に開通したばかりなのでまだ観光ガイドなどにはあまり載ってないと思う。それに普通に観光する分にはあまり使わないルートだしなあ。今は開業キャンペーンで、区間に関係なく10バーツだった。通常料金は距離に応じて12〜20バーツぐらいするみたい。
思い切ってもう少し延長して(少しじゃないか)、空港まで行ってくれれば、飛躍的に便利になったのだが。
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マニラ ニノイ・アキノ国際空港

Manila Airport

何度か話題に出したマニラのニノイ・アキノ国際空港。
左側にちょっとした食い物の売店や、土産物店。右側に待ち合いロビー、免税店、出発ロビーが渾然一体となった空間。出国審査を通った後は、この空間にすべてのモノが詰め込まれている。全面ガラス張りで、真新しい建物は非常に美しいのであまり窮屈さは感じさせないが、いやしかし無理のある設計である。
ただ、ある程度以上混雑しないのであれば、荷物を抱えてうろうろする利用客にとっては必要最小限の移動距離で済んで、とても有り難い。
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2004年08月15日

少しフィリピンびいきになったかも・空港編(完結)

少しフィリピンびいきになったかも・リムジン貸し切り道中編の続き

まもなく着陸というのでここで機内で書くのは中断、今は成田空港のロビー。というか2階の通路脇のベンチ。リムジンバスの出発まで50分もあるというのでお茶でもしようと2階に来たら、喫茶もレストランも9時閉店だとほざく。あほか。国際空港だろ。いいのかそれで。出発ロビーの奥とかに行けばまだ開いてる店はあるのかもしれないし第1ターミナルはもうちょっと栄えてるのかもしれないけど、これはいただけない。しかもゲートを出てからレストランまで、全部の荷物を抱えて端から端まで延々と歩いたのに。
そういえば空港1階の「インターネット」コーナーにはインターネット・キオスクと名付けられた、コイン式の有料端末が2台置いてあるだけなのはとても寒いので何とかして欲しい。シンガポールには有線&無線のインターネット接続エリアがあって、かっこよかったぞ。

前に少し書いたが、マニラのニノイ・アキノ空港のコンパクトさはやっぱり素晴らしい。車で空港に到着すれば、航空会社のチェックインカウンターは目の前。出国審査もその並び。そしてUターンして裏側に行けばもう出発ターミナル。車を下りてから実際に乗り込むまで200メートル歩けば充分だろう。いまレストランまで行って戻って来ただけでも200メートル以上歩いてるぞ。
それにしてもマニラ空港は、設計思想は良かったのだがやっぱりあまりにも小さく作りすぎたようで、出発の待ち合い所と免税店と普通の食い物とか売ってる売店が一体化していて、免税店の客をかきわけながら搭乗口へ向かうような、非常に不思議な構造になっている。利用者にとっては便利だし、アジアらしくて面白いが、せっかく新しく作ったのに、もう既に拡張の余地がないというのは問題だろう。とくに、クアラルンプールにせよシンガポールにせよ韓国にせよ、どんどん空港を拡張してアジアのハブ空港を狙う中で、完全にそのレースから乗り遅れてる、というよりレースに参加さえしていない。

マニラから成田への帰り便は満席。またも2階席だったけど、もうあまり感動もなし。まあ、周囲にうるさい奴もいなかったし。やたら揺れたけど、ここまでの文章を全部書くだけの時間がとれたのでよしとしよう。
けっこうな揺れで、乗務員も席についてる時間がけっこうあったので、サービスがその点落ちてしまったのが不満。満席だからただでさえ忙しかったはずなのに。しかし日本は暑いなあ。というかここの冷房が弱すぎるだけか?こんなんじゃアジア人に怒られるぞ。アジアの冷房の強烈さは色んなところで色んな人が書いているが、とにかく”寒い”と感じるレベルにまでガンガンに冷やす。そして彼らは別に寒がらない(女性は比較的寒がっている模様)。

マニラとの行き来で目を引いたのは、日本人男性とフィリピン人女性のカップル。たいていこういう人たちはものすごく生活感を漂わせている。行きのチェックイン時に私の前に並んでいたのは、男のほうはもう50代ぐらいの感じ。女性は20代だろう。そして、大量の荷物の中に、紙おむつの巨大な塊。アレはただでさえかさばるものだが、それを何パッケージも重ねてヒモでぐるぐる縛って、巨大な塊にしている。
マニラ空港で預けた荷物が出てくるぐるぐるで待っていると、インスタントラーメン5箱とか、サッカーゲーム(でっかいボードゲーム)とか、生活感漂いまくりのアイテムが続々と流れてくる。ああ、色んな人生があるなあ。マニラには現地発行の日本語新聞があって、ホテルで読めたのだけど、40代〜50代ぐらいの男性で、日本での職を捨て、財産を処分してフィリピン人妻と共にフィリピンに渡ったんだけど、金の切れ目が縁の切れ目で捨てられて、言葉もわかんないし地理もわかんないしどうにもならないで助けてくれーと日本大使館に駆け込んでくるオヤジが増えているらしい。60代以上は年金があるからどうにか生きられるが、50代ぐらいは職にもつけずどうにもならないようだ、とか冷静に分析されていた。いや本当に色んな人生があるよな。

時間になってリムジンバスに乗ったらほぼ満席でまたびっくり。こんなに混んでるリムジンバスには初めて乗ったぞ。しかしやっぱり他のどの都市に比べても成田は都心までが遠いよなあ。うっかりロンドンでヒースローから大英博物館近くまでタクシーに乗ってしまって、その料金にぶったまげたことはあったが、成田〜東京で同じ思いをする外国人はけっこういるのではないか。

話の脈絡がないがタクシーつながりということで、マニラのタクシーってのは酷いねえ。もう完全な言い値で。フィリピン人でさえどうにもできないようで、とにかくホテルのタクシーに乗れと言う。バンコクではもうメーターを使うのが定着していて、空港との行き来ぐらいしかふっかけられることはないと思うので、安心してタクシーで移動できるが、ただ彼らにはほとんど英語が通じないので行き先を伝えるのに苦労するということはある。逆にマニラは英語が通じるので行き先を伝えるどころか世間話をしたりもできちゃうんだけど、突然300ペソとかふっかけられたりする。もちろん日本人には300ペソ(600円)なんてタクシー初乗り運賃で端金だが、ここでおとなしく払ってると彼らもつけあがって結局物価が上昇するだけなので、一応粘っておく。20ペソ札を1枚ずつ渡しながら、もうこれ以上は出せないよ、とか言いつつ。なーんてことを、ここ数回の旅行でだいぶ学んだよ。

今回のeラーニング関係のワークショップで、アフガニスタンの人と話したこと。eラーニングによって僻地の子供にも、都市部と均質な教育が提供できるようになる。それはとても重要なことだ。でもテクノロジーに依存しすぎることは危険だ。子供たちは学校という社会生活を通じて、どうやって挨拶をしたり、どうやってみんなと飯を食ったり、どうやってトイレに行くのか、つまりどうやって社会の中で生きて行くのかを学んでいく。この、カリキュラムに決して出てこない、そしてeラーニング化はできない”裏”のカリキュラムが軽視されることは決してあってはならない、と。

ノートPCのバッテリーランプが赤くなってきたので、今日はこのへんで終わりにしよう。
と、結局このバスが池袋に到着したのは12時近く。2時間もバスに揺られていたことになる。葛西〜新木場間のディズニーランド渋滞にはまったのと、帰省ラッシュというやつなのだろう。8時半に成田に着いてるんだから、そこから家まで約4時間。マニラ〜成田の実フライト時間に等しい。さすがにぐったりして最低限の荷物整理だけして、久々にゆっくりと寝た。
posted by しんかい at 12:09| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | アジアネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

少しフィリピンびいきになったかも・リムジン貸し切り道中編

少しフィリピンびいきになったかも・友達編の続き

仕事のほうは無事に5日間の日程が終了。さすがに5日間、1日8時間以上みっちりと顔をつきあわせ、意見を交わしてきた相手なので、別れは感慨深い。でもみんな同じホテルに泊まってるのでワークショップの会場でしっかり別れの挨拶をした後でホテルのロビーでばったり会っちゃったりするんだけどね。
私はホテルのロビーはおろか帰国日の朝、土産物を買いに行った近所のモールでも、帰りの空港でも知った顔に会いまくりだった。と書いていて思い出した!スーパーでお土産用に買ってきてホテルの部屋の冷蔵庫で冷やしていたチーズを置いてきてしまった!あああ痛恨。さすがにチーズは送ってくれとも頼めないし。残念。
それにしてもよく揺れるな。書いてなかったと思うけど今マニラから成田に向かう飛行機の中。気流がよほどよくないようで、さっきからやけによく揺れる。一度だけみんなが動揺するぐらいふわ〜っと大きく落下した瞬間があったのはちょっとひやっとした。ああいう時って、機内にいるとわからないけど、百メートルぐらい平気で落下したりしてるらしい。それにしてもこんな真っ昼間の便でみんなよく寝るなあ。時差が1時間しかない国どうしで、昼の2時半発の便だぞ。昼寝か?こんなに例外なく全員で寝なくてもいいと思うが。

さて仕事は最終日が終わって、みんなちょっと”卒業”したような気分。その気分のまま、もともと知り合いだったカンボジア人と、ここで知り合ったタイ人と3人で飯を食いに行くことに。このタイ人ってのは40代ぐらいの役人で、前に6ヶ月間マニラに住んでたことがあるというので、基本的には彼にお任せ。カンボジア人も役人だけど30そこそこで、精神的に本当に若い感じ。日頃は縁のないマニラのような大都会に来て浮かれているのかもしれない。
3人でタクシーを拾おうと通りに出るが、なかなかつかまらない。するとホテルのお抱え運転手が近寄ってきて、1時間300ペソでリムジン貸し切りだぞ、どうだ?と言ってくる。これを、日中はとても生真面目で高貴な感じさえただタイ人が値切り始め、結局半額にまで落ちた。
車内では運転手も会話に入って、飯も一緒に食って、4カ国の4人による、不思議に和やかな雰囲気に。本当はタイの役人がいちばん偉くて、カンボジアの役人が次で、次が”客”である私で、最後に運転手、という”偉い順”のはずなのだが、やっぱり日本人というのは何かと有り難がられてしまって、タイ人が妙に配りしてくれる。運転手もかつて日本企業に勤めてて良くしてもらったとかで日本にいい印象を持っているらしく、やけに持ち上げてくれる。日本人に生まれてよかったと思いつつ、ちょっと申し訳ないような気にもなる。地位も、能力的にも上の人たちが、日本人だというだけの理由で私を持ち上げてくれるのだとしたら、これは立派な人種差別だよね。私は努めてみんなと同じように振る舞って、タイ人にリーダー格をお願いするようにリードしたんだけど。

4人でフィリピン料理のブッフェでたらふく食って、タイ人が「ディスコに行ってお姉ちゃんが踊ってるの見よう」と言い出す。おいおいそういうことを言い出すかこの人は。それともこれも”気配り”なのか?
マニラで派手なネオンでディスコを謳ってる店は、実はたいていがディスコ(クラブ)ではないことが今回判明。ステージでお姉ちゃんが踊って、客がそれをお持ち帰りする店なんだなこれが。店に入ってみて、あーこれは違う、と店を出る、というのを3件ぐらい繰り返し、とうとう諦めてそういう店で飲むことにする。オバサンが肩をもみに来たり、女の子が隣に来ると飲み物おごれだの花を買えだの一緒に写真をとろうだのと付随する色んな奴らも一緒について来る。結局女の子たちとおしゃべりして11時過ぎには帰るという健全な(?)遊びで、ホテルへと帰りつく。ここでしゃべった女の子は24歳だと言っていたが、好きな曲は「Don't Give Up On Us」(70年代の全米No.1ヒット)や「The One That You Love」(エア・サプライの80年代初頭のヒット)だそうな。自分がまだ生まれてもいない頃の歌を”好きな曲”としてまず挙げてしまう、これはあの時代感無視のフィリピンのラジオに育てられた証だろう。これはこれで健全だとは思う。

フィリピンのCD屋は妙に新譜の品揃えがショボいような気がするのは、実はこういう文化が背景にあるのではないか。アーティスト毎の棚を見ればちゃんとキーンとかオーディナリー・ボーイズとかも売ってるのだが、店の一番目立つ場所で大きくディスプレイされてるのは80年代物のコンピだったりして。カラオケが好きで、古い曲が好き、という下地があればこそ、アメリカン・アイドルがこれだけウケるのもわかる気がする。他のアーティストはシングルCDなんていっこも売ってないけど、ファンタジアだけは山積みだったよ。
posted by しんかい at 12:07| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アジアネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

少しフィリピンびいきになったかも・友達編

少しフィリピンびいきになったかも・カラオケ編の続き。

飯を食った後は海岸沿いを少し歩いて、遊歩道沿いにちょっとしたステージをつくって、素人バンドが演奏している野外バーへ。40代のおっさんたちによるだっさいバンドで、50〜60年代ヒットを3人で熱唱するベタベタのステージだったが、リードボーカルが休憩のために交代して、今までバックコーラスシンガーだったひょろっとしたオヤジが登場して空気が一変。ロッド・スチュワートの「Hot Legs」を、ロッド風のハスキーな声で見事に歌ってえらくかっこいい。そして観客もみんなこの曲を知ってる&大好きと見えて、コーラスの「Hot Legs!」や「I love you honey! (じゃじゃじゃじゃじゃーん)」の部分なんか全員で大合唱。いやーなんか幸せな空間だ。マニラ湾からの海風に吹かれ、ビールをあおりながら、ささやかな娯楽に生きる人たちの生活を垣間みる。

バンドは更にもう一人のボーカルに交代。こいつもハスキーボイスだけどもうちょっとドスが効いてる系で、歌い出したのは「What a Wonderful World」。歌いながら客席に下りてきて、2番のコーラスを歌うようマイクを向けたのは、私の隣で飲んでいた、今回連れ出してくれた友人(30代)。いきなりマイク向けられても、私だったら曲自体は知ってても歌詞がわからない。が、彼は普通に歌い始める。しかも巧い。フィリピン人はアジアの黒人だというのは本当か。別にネガティブな意味では全然なくて、ソウルフルなところが。

こないだまでタイにいたので、フィリピン人との対比がとても分かりやすい。タイ人には控えめな奥ゆかしさがあって礼儀正しくて、そこが日本人に親近感をもたれやすいのだと思う。日本人旅行者に圧倒的に人気があるアジアの国はタイだろうし。
一方のフィリピンはアメリカに育てられたせいなのか、あけっぴろげだ。そもそも体格も全然違って、フィリピン人はみんなふくよかな体系をしている。明るいくて楽しいけどうるさいし、おおざっぱ、てな感じか。

バンドの演奏が終わったのでビールを飲み干して、ホテルまで送ってもらう。そういえばこいつらは飲酒運転をいうものを何とも思ってないな。レストランでは本当はビールが飲みたかったけど運転手は飲めなくて気の毒なのでコーラにしておいたのだが、その後平気で飲みやがって。
これはタイでも共通だったが、この人たちは大人でも食事とあわせてコーラを飲むというのがごく普通の行為になっている。コーヒーには砂糖をがばがば入れるし、大人の男でも”おやつ”のお菓子に目がないし、そりゃ太るわな。あ、でもタイ人も同じだな。

帰りはフィリピン人2人の帰る方向が全然違うということで、もともとの知り合い(と言っても一週間前に一度会っただけ)ではなく、彼が連れてきた、初対面のオヤジのほうが送ってくれた。身分もちゃんとしてるし、ここまで一緒に行動してきてちゃんとした人だということはわかってるが、しかし”知らない人”も同然。そんなのと2人で深夜に車に乗って大丈夫か?と世間には心配する人がいると思うが、アジアだから危険、フィリピンだから危険、ということはないと、私は思う。東京でも相手によっては危険だし、相手によっては平気なのと、まったく同じことだ。オヤジと車内カラオケしながらホテルまで送ってもらい、別れてから、ふとそんなことを思った。仕事上直接の関係がある相手ではないので、彼とはもう一生会うことはないかもしれないけど、私の中ではもうすっかり”友達”だ。
posted by しんかい at 12:05| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アジアネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

少しフィリピンびいきになったかも・カラオケ編

結局、本当にあっと言う間の一週間だった。マニラに足掛け7日もいたなんて信じられないほど、よく勉強した一週間だった。近所のショッピングモールに飯食いつつ買い物に行くぐらいしかせずに水曜日を迎え、木曜日は、こないだタイで知り合ったフィリピン人に連絡して、再会。ベイエリアのほうまで連れていってくれたが、これがひどい渋滞で参った参った。途中で凄い雨が降り出したことで、歩いていた人たちが道の真ん中でジプニーを止めて乗り込んだりしたのが、よけい渋滞を酷くしたと思われ。

マニラ湾はかつては治安が悪く、観光客はもちろん、フィリピン人でも、慣れない人は近寄りたがらないような場所だったらしいが、今は海岸沿いがきれいな遊歩道に整備されていて、道沿いには食い物屋や、バンドが演奏する屋台が立ち並ぶ。ただ、やっぱりこれは観光客には少し敷居が高く、歩いているのはほとんどがフィリピン人で、ときどき白人が混じっている程度。

フィリピンは、シンガポールと並んで、英語がいちばん日常生活に入り込んでいる国。みんながふつうに”洋楽”を聴いているし、ごく普通に英語と地元のタガログ語を使い分けている。ラジオから流れてくる曲も、とても馴染み深い曲が多いのだが、なにしろかかる曲が古い。別にオールディーズ専門局というわけではなくても70年代が中心で、50年代から最新モノ(カバーが多い)まで、非常に幅広い。

木曜日に連れ歩いてくれたフィリピン人はたぶん30代後半。同じ職場で、仕事上興味があるという、50近いとおぼしき同僚を連れてきた。前者はまあ私と同世代に近いわけだが、リアルタイムでは知り得ない古い曲をよく知っている。というか車内はラジオをかけながらカラオケボックス状態。50オヤジはもう完璧で、ラジオから流れる曲はすべて歌える(歌詞もちゃんと覚えてるし、イントロで曲を判別して、歌い出しの部分からちゃんと歌うのが凄い)。30代後半のほうも、ときどきつっかえるが、70年代モノなんかも平気で歌う。

大渋滞の中を1時間、ベイエリアに着いた(たぶん本当はベイエリアとは呼ばずに地区名で呼ぶのだが、彼らは私にわかりやすいようにそう呼んでいた)。マニラ湾に突き出る桟橋のような形でシーフード・レストランが立ち並ぶ一角が、マニラホテルの近くにある。その中でもいちばん海寄りの店へ。料理の名前はいっこもわからないが、食ったものはみんな美味かった。フィリピン人は辛いものが苦手らしく、確かに強烈な味付けのものはなく、日本人にも普通に食えるものばかり。そういえばシーフードが豊富なマニラには寿司や刺身を食える店がかなり多い。日本食店自体が多いが、日本職レストランじゃなくても、一角に寿司コーナーがあったりなんかして、寿司・刺身は彼らにとってもとても馴染み深い食べ物だ。一方で日本にはあまりフィリピン・レストランがないけど、なんでだろう。フィリピン人はいっぱいいるのにね。
posted by しんかい at 12:04| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(2) | アジアネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月13日

やっぱりアフガニスタン人はタリバンを迷惑がっていた模様

マニラ5日目、ワークショップ4日目。
間をずいぶん飛ばしてしまったが、それだけ真面目にワークショップに参加してたということで。いや本当に。日本に居る時よりも規則正しく毎朝6時に起きて、朝から夕方までみっちりワークショップでブレストして、ホテルに帰って復習/予習、プールでひと泳ぎ、買い物&晩飯でちょっとモールをぶらぶら、で戻って風呂に入って、なんてやってるとすぐに12時になってしまう。やはり出張中は少し時間に余裕があるだろうから本でも読もうか、なんてのは幻想だったか。まあもっとも、本読む暇があるぐらいなら街をぶらぶら歩いてるほうがいいけど。私は何の目的もなく、観光地でも何でもない普通の街の、普通の人が生活してるエリアをぶらぶら歩くのが好きで。変に路地とか入って行くと危ない目に合うかもしれないし、辺鄙なエリアに行けば行く程自分が目立つ存在になってしまうので、なるべく変なところには行かないように心がけてはいるけど。

ワークショップは、参加各国からの現状のプレゼンから始まり、彼らに対するアドバイス、ベストプラクティスの紹介として、欧米や日韓などからのプレゼンがあり、最後にもう一度参加各国から、色々与えられた情報をもとにアクションプランを組み立て、発表する、というもの。参加国はいわゆる発展途上国で、私は「リソース・スピーカー」、つまりゲストというか講師側。
参加国にはカザフスタンとかブータンとか日頃まったく馴染みのない国々の人々もいるし、驚いたのはアフガニスタンの人も来ている。イラクが話題をさらうまでは、毎日内戦やら、タリバンやらと報じられていた、あのアフガニスタン。流石にいわゆる発展途上国といわれる国々よりも更に状況が悪く、インフラなんてものはないに等しい状況は悲痛だが、言葉を交わしてみると、彼もおんんなじなんだと安心する。当たり前のことだけど、彼も自分と同じ人間なんだと。私と話して意見があうこともあれば、食い違うこともある。冗談を言ってお互いに笑いあえるし、我々の社会にインターネットやテレビが与える影響について憂う気持ちも同じ。自分と価値観を共有できる、同じ精神構造をもった人が、10年もの間内戦と、抑圧の中を生きてきたという事実に驚愕する。リソース・スピーカー側には欧米の有名な企業人や先生方も顔を揃えて、これはこれでお会いできるのは得難い機会だったが、私はこのアフガニスタンの人と出会って、個人的に、ほんの何十分かでも言葉を交わすことができたのがいちばん嬉しかった。

こういう国際的な場でいつも思わされるのは、やっぱり”人種の壁”は厚いということ。本当に”人種”の問題なのか、それとも先進国/途上国という切り分けなのかはわからないが、やっぱり白人は白人どうしで群れる傾向がある。まあ、この場にいる白人ってのはグローバル企業の偉い人か、大学などのそこそこ名の知られた人なので、企業人や知識人であると同時に半分は政治家みたいなもんなので、人脈がすべて、ということはあるだろう。しかし彼らの雑談が終わらないがために昼休みが伸びてタイムテーブルが狂ってしまうというのはいただけないなあ。

とても面白いのは、ある人がプレゼンの中で、ブッシュ大統領がスピーチするビデオ映像を流したところ、アフガニスタンの人が露骨に顔をそむけていたこと。あと、インドとパキスタンはやっぱり本当に対抗意識が強いんだなあ、ということをとても分かりやすく見せてもらったこと。韓国はやっぱり日本と中国に露骨な対抗意識をもっていること。まあ、特に日本に対して。中国はそんなものを余裕で飲み込んでしまうだけの大きな胃袋があり、日本はやっぱり争いを好まないので、とりあえず韓国に花をもたせて、一歩引いてみたりなんかしてみる。
こういう場に出てくる人たちってのは各国の政府の中でもエリートのはずだし、国際的なことにも多少はなれてると思うので、そういうことはちゃんと承知していて、やりとりをハタ目に見ていた各国は後から個別に「やっぱり日本ってすごいよねー、うちの国にもお金ちょうだい」なんて冗談半分にフォローしにきたりする。

アジアで英語を日常的に話す国には独特の訛りがあって、日本人にはわかりにくいとよく言われ、「シングリッシュ(シンガポール英語)」なんて言葉もある。しかしインド系の英語はもっと強烈だと知った。全集中力を傾けてしっかり聴いていないと、ふっと気を緩めた瞬間に、もうそれが何語なのか判別不能になる。ある時、インドの人が講演者に質問をしている時、熱中して長々と早口でまくしたてていたが、途中からもう誰も彼が何を言ってるのかわからなくなり、みんなで困りながらニヤニヤしていたのは面白かった。
それに比べるとフィリピン人の英語はわりとわかりやすい。普段は英語でしゃべってないくせに、町中でも、店やタクシーなんかでたいてい英語が通じてしまうのは、たいしたものだ。

昨日は、今回フィリピンに到着してから初めて青空が覗いたが、今日は午前中からよく晴れている。ああここにいるのがもったいないな。太陽の下で、プールでのんびりしたいなあ。ま、日本に居るときにもそういう気分にさせられることはあるわけで、出張に来ているからといってそれが許されるわけではないのは頭ではわかってるのだが。

色んな国の人たちが集まっているこの場で観察していて感じたこと。
カンボジア人はのんきで陽気。ベトナム人は真面目でとても控えめ。タイ人の控えめさとはちょっと違う気がする。タイ人はいったん仲良くなって打ち解けてくると、陽気になる。でも礼儀正しい。ミャンマー人はベトナム人に近い感じ。ラオス人はタイ人的なおとなしさと、カンボジア人的な朗らかさを持ち合わせている気がする。インド人もパキスタン人も自己主張が強く、リーダーシップをとりたがる。バングラデシュ人もそれに近いが、スリランカは少し控え目でクールな感じ。
なーんて、それぞれ数人のサンプルしか見てないので適当だけどね。
ああ今日も12時になっちゃった。明日は早くもワークショップ最終日。思っていた以上に充実した日々なので、明日も真面目に参加できるように、早めに寝なきゃね。
posted by しんかい at 00:55| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | アジアネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月10日

マニラの夜空(雲しか見えないけど)

まだタイでの最終日を書いてないけど、もうマニラ滞在2日目になってしまったので、こっちを忘れないうちに書いておこう。
マニラは“ご招待”していただいたイベントなので飛行機もホテルも主催者任せ。まあ、だからこそ、自分の意志ではまず取らないであろう9時半成田発という便。ああまた5時起きだあ。
しかもこの時間帯の成田空港行きというのは混んでいるようで、スカイライナーが満席で乗れず、ってのは前回もう書いたか。で、ビジネスクラスでチェックインして、「2階のお席でしたら、お隣が空いている状態でお取りできます」なんて言われて有頂天。初の2階席!漠然と2階はファーストクラスだという印象をもっていたのだが、そもそもファーストクラスってものは最近は存在しないのか?さすがに一度も乗ったことがないのでわからん。
さてその2階席のビジネスクラスだが、実はあまり大したことなかった。というか何も変わらないなこりゃ。ただ、1階だと、ビジネスクラスでも後ろのほうだとエコノミーが近いので、ガキがわいわい騒いでる喧噪とかが伝わってくるが、2階だと静かーなもの。そのぐらいかな、いいことは。食事もビジネスにしてはあまり大したことなかったし、座席の照明灯がつかなかったり、トイレで口をゆすぐにも紙コップの在庫が切れたままだったり、座席の横に荷物を置ける空間があるのはいいけど妙に汚れてたり、あーやっぱりフィリピン航空はこんなもんかな、と思ってしまうことが多々。偏見ではあるけどね。

マニラ到着。なんだかやけにきれいだと思ったら新しい空港だそうで。ぴかぴかで、何よりもあのコンパクトなサイズがいい。入国審査のあたりから、もう外の様子が見えるというのも凄い。ガラス張りと、植物の植え込みを巧みに活かしたデザインで、南国らしさを演出してるのもいいし、もうとにかくすぐに車に乗れる、移動距離の少なさは素晴らしい。

今回は本当にVIP扱いで、シャングリラホテルの人が待っていてくれて、近づいていくと「Mr. Shinkai ?」と向こうから聞いてくる。そして専用の車でホテルまで送迎。まあ今回のイベント参加者はみんな均等にこの扱いなんだろうけど、ちょっと勘違いさせてくれるに充分な待遇だった。
但し天気はがっくりで、かなり激しい雨。運転手と話したところでも、からっと晴れた太陽の下でプール、なんてことは期待できそうもない。

エドサ・シャングリラ・ホテルは思っていたよりずっと巨大な感じで、思っていたような重厚な高級感はないが、さすがにマニラのトップホテル、必要なものはすべて揃っている。いや、逆に言うと足りないものが何もない。部屋に必要な、想定し得るものはすべて用意されてるし、隣には巨大なショッピングモールが併設されてるし、部屋の広さも充分、家具もすべて木で、落ち着きのある作り。そして自分的になにより有り難いのは全室ブロードバンド接続可。ただしこれがバカみたいに高くて、一週間で75米ドル。まあ一日千円ちょっとと考えれば払えない額じゃないが、日本人の感覚でもバカ高いこの値段、現地の人なんかどう思うだろう。

チェックインして、一通りホテルの案内に目を通したら、早速ホテルに併設のショッピングモールへ。ここにタワレコが入ってることは事前にwebで調べてあって、ホテルに向かう車の中からもでかい看板が出てることを確認していたので、まずは向かったが、なんかあまり食指が動かなかった。こちらではいわゆる“洋楽”の新作はだいたい375から450ペソ。1ペソはほぼ2円なので単純に倍にすれば円に換算できる。新作がなんでも900円ってのは、もちろん、どう考えても安いのだが、やっぱり英米日よりもだいぶ発売時期が遅いので、新作コーナーに並んでるのも既に持ってるものばっかりなんだよなあ。
ちなみにこっちでも「American Idol」は人気があるようで、どこの店でもアメアイ関係者コーナーがけっこう目立つ位置にあった。それよりもアジア特有文化のVCDのほうがお買い得感が強く、たとえばブラピ(Black Eyed Peas)の今のアルバムと、メイキング映像などが入ったVCDとの2枚組は250ペソとかだった。まあ今日のところは様子見で、別に何も買わないでいいや、と何気なくバーゲンコーナーを除くと、クラシックロック系がずらり。その中に、昨年再発されたAC/DCのリマスター版が大量にあるではないか!ということで持ってなかった初期のアルバム4枚を一気買い。合計で1000ペソ、日本での新譜1枚分の値段。でも、やっぱりこれは、こちらの普通の人にとっては大金。前にマニラに来たとき、コンビニで1000ペソ札で払ったら「アホかこいつは」みたいな顔をされ、(本当になかったようで)そんな大金のお釣りは
レジに入れてないから、待っとれ、と、まずはレジの番をするためのガードマンを呼び寄せ、その後店の奥までお釣りを取りに行かれた、なんてこともあった。
しかしこのCD屋(タワレコではないモール内の別の店)、あまりにも無駄に店員が多い。放っておくとよほど万引きがひどいのかどうかは知らないが、店を見て回るとずっと店員がはりついて、くっついてくる。それ以外の店員は3人づつぐらいで固まっておしゃべり。こんなんで本当に商売として成立しているのだろうか。こんなんで本当に経済は成長しているのだろうか。単に外資が投資として流れ込んで、バブルがふくらんでいるだけなんじゃないかと思えて仕方ない。バンコクもマニラも、日本でさえあまりお目にかかれない巨大なショッピングセンターがぼこぼこできているが、こんな規模のものがそうそうたくさん共存できるはずがないのだ。これ、やばいと思うけどなあ。いつかはじけるって。

ホテルに戻って、Welcome Dinner。但し参加状況はちょっと寂しく、某巨大企業の面々がぞろっと来てしまってちょっと占領され気味。日本食レストランにて、お刺身から始まって天ぷらで終わるコースだが、ものすごいボリュームで、アメリカ人他多数の巨体白人を含む全員が残していた。で、その後はプールへ!小雨だけどプールではそんなこと関係ない。もう閉園30分前ぐらいだったので若者が3人いただけだったが、間もなく彼らもいなくなったので完全貸し切り状態!周囲は木が植えてあってちょっとした庭園になっているので、ライトアップされた夜の雰囲気も悪くない。木々の向こうにはホテルやモールなどの巨大建築物の明かり。残念ながら星空は見えないけど、ゆる〜い背泳ぎでぷかぷか浮かびながらしばし独りの世界に浸る。

部屋に戻って風呂入ってクリーニング頼んだり明日の支度したりなんてしているうちにもう12時。ああ明日はまたも5時起きだというのに。何はともあれ寝るが、今日ばかりは寝坊できないというプレッシャーと、慣れない環境ということもあってまったく深い眠りに入れず、1時間ごとに目を覚ましながら5時半を迎えてまった。
さあワークショップ初日。20カ国以上の専門家や政府の人が集まる重要な会合。最低限自分の役割を果たしつつ、「日本人ってのはろくな奴じゃねえな」と思われないよう、何気ない言動にもしっかり気をつけよう。
posted by しんかい at 01:09| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | アジアネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月08日

日本代表

今、フィリピン出発に向けて成田に向かう電車の中でこれを書いている。スカイライナー当日券で余裕だろうと思っていたら満席だとかで普通の特急に乗っている。京成電車は高校時代、通学に毎日使っていたし、特に成田方面はとてもなじみ深いので、わかっているが故のなんとなくの安心感があるのだが、馴染みのない人は不安だろうなあ、こんな電車。ひらすら田舎に田舎に向かって突き進んでいくだけだし、外人客少ないし。

さてタイの続きから。
タイでの主目的は、タイ政府などが主催するあるカンファレンスの前日に、あわせて開催されるワークショップへの参加。パネル形式で参加、短いプレゼンと意見交換を行う、というもの。聴衆は40〜50人程度で、私と同じスピーカーの立場の人間を除くと8割がたタイ人。すべてのやりとりが英語で行われるワークショップに、これだけタイの人たちが出てきて一日中付き合うのはたいしたものだ。特に、おばさんの割合が高いのが目立つ。テーマを考えると、きっと大学の先生なのだろう。おばさんどうしがコソコソ無駄話をしたり、冗談には律儀に反応してくれたり、なんとなく全体に和やかな雰囲気が漂う。

小規模なものではあるが、少なくともスピーカー側はかなりしっかり集められており、この分野の最先進国である英国の大学の先生や、マレーシア、フィリピンなど近隣諸国からも参加していた。やっぱり国や言葉に関係なく、年齢が近いという事実は、単にそれだけで、どこか親近感を感じさせてくれるもので、マレーシアから来た若者(英国に住んだことはないんだけど英国人なんだとか)と、フィリピン人と仲良くなった。白人は、アジア人的感覚での見た目よりもたいてい実年齢のほうが若いし、本人も「まだ若造なのにこんな機会を与えてもらって」みたいなことを盛んに言っていたので、きっと20代後半か30そこそこなのだろう。
これ以前に会って、面識のあった人がタイ人に3人、それ以外に1人。それ以外、というのがシンガポールの人で、私はなんとなくキャラ的にも見た目的にも李登輝のイメージを重ねて見ている。とても偉い人だし年齢も、どちらかと言えば私の父親のほうに近いはずだが、とても懇意にしてくれげ、私が会場に到着して受付を探してウロウロしているのを見るや、満面の笑顔で近寄ってきて強すぎるぐらい力強く握手してくれた。この人の講演も初めて拝聴させてもらったが、非常にエンターテイニングで、人柄が感じられる素晴らしい講演だった。
多くの日本人にとっても、また私にとってもまだまだ大きな壁なのは、“用意した原稿を読む”のではなく、聴衆に語りかけ、コミュニケーションするプレゼンだ。もちろんアドリブや、掛け合いや、聴衆の反応を見て話題を切り替えたり、といった細かい技や気配りが必要になる。日本語(母国語)でもなかなかそれをプレゼンの場できちんと実行するのは難しいと思うが、ましてそれを英語でやるのは、やっぱりなかなか厳しい。意識して聴衆とコミュニケートしなきゃ、と思って発言するんだけど、やっぱりそれが独り言にしかなってなかったりもする。やっぱり場数を踏んで自信をつけるしかないのかなあ。

今、京成電車で座ってるこの隣も、タイからの飛行機の帰りも、隣は中国人だった。中国語はよくわからないので、本土の人なのか台湾の人なのか、といったことはよくわからないが、まあ何となく中国語であることはわかる。
どちらにも共通しているのは、隣の人間(私)にぐいぐい荷物を押し付けたりしても、ぜーんぜん意に介さずにひたすら大声でしゃべりまくる点。モラルや周囲への気配りというものが微塵もない。このたった2つの例をもって“だから中国人は”などと一般論へ飛躍するつもりはまったくない。しかし、こういうつまらないことが、”悪印象”を抱かせることは確かだ。今後私は、選択の余地があるらば、中国人の隣の席は避けるようになるだろう。決して”日本代表”なんかじゃなくても、外国にいる時は、周囲からそういう目で見られていることは、肝に銘じないといけない。

さてタイの話に戻って。ワークショップのお昼は別室に移動してみんなでビュッフェ形式で。ただせっかくの気配りが逆にちょっと残念だったのは、”外国人席”が用意されていて、現地の人たちと交流もできず、食べ物のメニューも若干違っていた点。まあ、ゲストとして扱って下さっている以上失礼なことをするつもりもないので、おとなしくその席で食事をした。

午後も淡々とワークショップは進み、この日はお開き。ホテルにいったん戻って、今日こそは、とプールへ。なんか夜8時までというのはやはり日中仕事をしている身にとってはつらい時間設定だ。もちろん日中、日が照っている時間帯に行きたいのは山々だけど。
プールには途中まで3人組の若者がばちゃばちゃやっていたが、途中からは貸し切り状態。監視員もいないので完全に一人で独占し、背泳ぎでぷかぷか浮かびながらタイの夜空を眺める。雨期で雲だらけなので星空が見えないのが残念だ。どっちにしてもバンコクは排気ガスが凄いので、あまりきれいな星空ではないのかもしれない。そういえば東南アジアで星空をまじまじと見た記憶がないなあ。
プールから出て晩飯。近所にはめぼしいものがないのは昨日でわかっていたのだが、一応ぷらぷら歩いてみる。やっぱり、いかにも現地人向けの、英語メニューなんかなさそうな店しかない。何件か中華の店はあったが、せっかくタイにいるんだからタイ料理以外はパス。ということで結局ホテルに戻って、昨日と同じ食事。メニュー入れ替わってて欲しいなあ、と思ったら半分以上が昨日とは入れ替わっててくれたので、全然飽きずに、またも腹一杯食べられた。

と、この後数時間、マニラのホテルに到着。部屋でちゃんとブロードバンド接続ができるのを確認して、とりあえずここでいったんアップしときましょう。
posted by しんかい at 17:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アジアネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月06日

砂塵嵐

まだ仕事中なんだけどどうしても気になったもので。右に出てる今の東京の天気ってやつが、「砂塵嵐」とやらになっている。これはまじめな天気ではなく適当なのか?だとしたら一体何の意味が?
posted by しんかい at 23:58| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年08月03日

バンコク到着

今バンコクに向かう機内でこれを書いている。
成田空港の滑走路で延々とうろうろしていいかげん眠くなったところで離陸。こりゃ無駄に時間がかかったと思ったら、到着予定は定刻より30分も早いらしい。たかが4時間半のフライトで30分短縮というのはたいしたものだ。
いつも通り赤ワインをもらって、食事に待つ。が、ここで痛恨のミス。魚/豚肉/牛肉からのチョイスで、メニューをちゃんと見ずに豚肉を頼んでしまった。周囲からはタイ料理のあの独特の匂いが漂ってきていたので、期待して銀紙をはがすと... 和食だった。残念。すきやきのような味付けの大量の豚肉。あまりにも大量だったので残してしまったのもまた痛恨。ま、別にそんなにおいしくもなかったが。魚を選べばさっそくタイ料理にありつけたのになあ。

機内誌に地下鉄開通の記事が載っていた。やはりホテルのすぐ前を通ってそうなので安心。これで仕事で行かなくてはいけない場所までタクシーを使わずに行けそうだ。実はこれまでのバンコク滞在はほとんど徒歩か電車で移動しているので、悪名高いバンコクの大渋滞というのはあまり経験したことがない。でもやっぱり前回電車の通ってないエリアに打ち合わせで行くのにタクシーに乗ったら、バンコク市内の移動だというのに1時間以上かかった。

まだバンコク到着までは3時間ほどかかる予定。機内は、各席にモニターがあるタイプではなく、前方または上のスクリーンをみんなで見るやつだが、後で映画「The Day After Tomorrow」をやるらしいので楽しみ!かなり見たかったんだけど何となく今まで何となく機会を逃してきて、却って良かった!

その後映画の上映が終わり、エンドロールが流れ出すと同時に客室乗務員がお菓子を配り出す。アジア人は「おやつ」が本当に大好きで、大真面目な公式な会合とかでも甘いおやつは欠かせない。まあ、これはアメリカの会議で普通にベーグルやドーナツが登場してしまうのに通じるものがあるだろう。今回出てきたのは和菓子。タイ航空としては精一杯頑張ってるつもりなのだろうが、これはあまり日本人には有り難がられてない気もするな。

空港に着いて早くも最初の渋滞、入国検査。まあ毎度毎度どうしていつもここはこんなに混むのだろう。と思ったが、ある程度大きい空港の宿命か。ロンドンでもものすごい長蛇の列に並ばされたし、成田でもいつも待つしねえ。日本人の検査官はまじめにてきぱきと、他国の検査官に比べて明かに手際よくさばいているにも関わらず。

タクシーでホテルへ。バンコクで空港とホテルの間を行き来するタクシーは、名目上はメーター+50バーツが正規料金ということになっているのだが、だいたい言い値で適当な値段をふっかけられる。まあ空港から市街地なら300バーツと言われるのが私なりに経験した、定番。
ところが今日の運ちゃんは大真面目に「168バーツ」と来た。これにはちょっと拍子抜け。一応チップ込みで200バーツあげておいた。時速100キロで30分近くかっ飛ばして、この値段だもんんね。日本のタクシーの初乗り料金だよ。

このホテルってのがとても微妙な位置で。少なくとも、まったく観光地ではない。日本にもこういう場所ってあるよね、大きな国道沿いの、ちょっと郊外で、沿線に巨大なショッピングセンターがあったりして。他にはよくわからないオフィスビルとか、車のディーラーの販売店とか、歩いてても面白くも何ともない街。せっかくのバンコクなのに、よりによってこんな場所を選んでしまったよ。徒歩圏内にカルフール/ジャスコ/ロビンソンの巨大ショッピングセンターがあるというので行ってみたが、まあタイ人比率の高いこと。タイなんだから当たり前だが、いやしかしバンコク中心街に比べると、心細いまでに外国人が少ない。これが彼らの“日常生活”なら、それはそれで興味深いのだが、タイの一般庶民というよりは、欧米や日本と同じライフスタイルを送る中流以上の人々のためのものなので、これまた別に面白みはない。日本のショッピングセンターと、まーったく何も変わらない(というか巨大な売り場に、同じ品物がずらーっと並べられたスーパーの光景はむしろ欧米のものに近い)。
まあ少なくともバンコクでも、日本の“中流”の人々とまったく変わらない生活をしている人々がいるのだということは、実感できた。しかも、あれだけの巨大ショッピングセンターがやっていけるんだから、相当な数がいる、ってことなんだよね。
屋台が立ち並ぶ雑然とした街であって欲しいというのは、たまに観光で訪れる外国人の勝手な言い分なのは充分わかっているが、日欧米の大量消費ライフスタイルが何の疑問もなく取り入れられてしまっているとしたら、危機感を感じる。

近所を歩いててもつまんないので晩飯はホテルで。タイ料理レストランがないので、仕方なくビュッフェ式の食堂へ、妥協して行ったつもりだったのだが、逆にこれが当たり。ビュッフェにしては西欧料理の比率がかなり低く、タイ料理が多い。
普通にタイ料理屋に一人で行くと、2品頼むのが限界だ。中華料理もそうだが、基本はごはん+おかず一品。でも色々食いたいので、これに欲張ってやきそばとかつけて、苦しみながら無理矢理食うのが私のスタイルだったのだが、ビュッフェでは一口ずつ全種類食える。これは魅力だ。ホテルのタイ料理だからやっぱり味付けは上品になっているが、それでも辛いやつは相当辛い。けっこう満足して部屋に戻って、これまた旅先でのお約束で、テレビは必ず現地チャンネル。言ってることがひとつもわからなくても、とにかく現地チャンネル。大げさに言えば、これで、文化とか、流行とか、その国の“空気”に触れる。タイは番組そのものはみんなどっかよその物真似という雰囲気が漂うが、CMはよくできてて、言葉がわからなくてもけっこう面白い。

さあ明日は朝早いのでさっさと寝なくては。

posted by しんかい at 01:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アジアネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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