いやー忙しい。やっぱ平日は更新がまったく手につかないね。会社から
アクセスできれば、夜中の残業中とかに10分間時間つくって、ちょこちょこした書き込みはできるんだろうけど、近頃の情報産業は何かと厳しくて、会社のネットワークからはこういうお遊び系サイトにはアクセスできないんだよね。
さて。年間投票NON-TOP40の続き。
5.Mr. Brightside / Killers
アメリカでも今年になってからトップ40入っちゃったんで次回の年間投票でも入れることになりそうだけど。実は投票集計結果では同じキラーズの「Somebody Told Me」がけっこう上位に入ってたんだけど、私はあれは全然いいと思わなくて。80年代っぽいと言われるバンドはたくさんある。確かに、部分的に色んな80年代バンドの影響は色々感じさせる。キラーズも80年代風バンドのひとつなんだが、じゃあこんな曲やってたバンドが80年代にいたか?具体的に名前挙げてみ?と思っていた。しかし自分でよく考えてみたら楽曲的にはキュアーとかがやってそうな気がしてきた。「Just Like Heaven」とか「High」とかの一環で。あ、だから俺この曲好きなのかも。ものすごく自己完結だが。
4.Stand Up Tall / Dizzee Rascal

ディジー・ラスカルはラップという文脈で聴いてしまうとあまりにも異質なので、ガラージの流れで、あくまでも「クラブ・シーン」のひとつとして捉えるべきだろう。あのすっとんきょうな声も慣れないとふざけてるようにしか聴こえないと思うが、高速の
エレクトリック・ビートに載せてひっくり返ったような声でコロコロとライムを乗っけていくこの曲は凄い!自分も知ってる英語という言語のはずなのに、ほとんど何言ってるのかわからないのも凄い。
3.I Believe In You / Kylie Minogue

真面目に聴き込んでしまうとけっこうショボい曲だったりもするのだが、「Red Blooded Woman」「Chocolate」と比較的地味ながら質の高い
シングルヒットを連発したカイリーの曲をどれか入れておきたかったので、やっぱり代表曲となるとこれかな、と。2004年を代表するバンド、シザー・シスターズと絡んでるという意味でも(シンガーのジェイク・シアーズとキーボードのベイビーダディが作曲+プロデュース)。
ここ数年の「復活」後のカイリーは一流スタッフ製作による完成された
サウンドで、いつでも必ずイケてる音を出してる必要があった。その緊張感をふっと抜いて、ともすると80年代的B級感さえも漂うこの曲を取り上げたのは、ベスト盤向けの新曲だからこそできたことなのかもしれない。「I, I, I believe in you...」というサビの旋律が絶品。2分を過ぎたところ、及び終盤で「I believe in you, I believe in, I believe in you, I believe in...」と一単語ずつ区切るように歌う部分で「カイリーらしさ」を表現した遊び心もいい。
2.Week In Week Out / Ordinary Boys

これはもう理屈を越えている。イントロの
ギターのかっこ良さ!歌が始まる直前にちょっとだけトーンダウンして仕切り直すギターがまたかっこいい!
ジャムだスミスだと色々言われた割にはあまり評価の続いていないバンドだが、私はとてもイギリスらしさを感じさせてくれる大好きなバンドだ。音楽的にうんぬんと言うより、その音の「鋭さ」が怒りまくっていた頃のポール・ウエラーや、レイ・デイヴィスや、
モリッシー&マーと同じなのだ。怒りを表現しつつも、どうせならそれをカッコ良く見える形にする。それが「ロック的なカッコ良さ」ではなかったか。わざとそのカッコ良さをぶち壊して見せるのも最初はインパクトがあったが、今やそんなのは見てて惨めなだけ。やっぱロックはカッコ良くなきゃ。ルックスがほんとにOrdinary Boysなのが惜しい。これでルックスも良かったらもっと大ブレイクしてたんじゃないか。
1.Love Machine / Girls Aloud

と、この流れで来て、1位が
ガールズ・アラウドってのもアレですが、とにかく名曲なので。
UKアイドルポップスを聴かない人には全然ぴんと来ないかもしれないが、このところUKアイドル勢による60年代テイストの曲に名曲が多い。少し前だとエマ(元スパガ)が「Maybe」という名曲をヒットさせた。オーディション番組出身のガールズ・アラウドもデビュー当時からロカビリーっぽさを取り入れたり、60年代風の音を意識していた。04年に登場したマクフライという
子供バンドもロカビリー/ヒルビリー路線かと思ったら、シングルを重ねるに従いビーチボーイズ風だったりポール・マッカートニー風だったりして、まったく侮れない。
そしてこの曲。ヒルビリー風の大胆なアレンジもいいが、どんどん展開していく曲構成が見事。これはスパイス・ガールズの「Wannabe」の再来と言ってもいいぐらいの完成度だ。イギリス以外でどうしても人気が出ないようだが、それは単にまじめにプロモしてないだけのことだと思うので、アメリカ進出は難しいとしても日本では何とかしようよ。「The Show」もよくできた曲だし、ポインター・シスターズの「Jump」のカバーも悪くない。
というわけで、次回からはアルバムを。